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風立ちぬ - 2014.06.23 Mon


風立ちぬ [Blu-ray]風立ちぬ [Blu-ray]
(2014/06/18)
不明

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去年劇場で観て以来なので1年ぶりに我が家のシステムで視聴。
音声は、リニアPCM 2ch、dts-HD 1.0chと挑戦的な収録と思える。
テレビのスピーカーや2chシステムで映画を楽しむ人にとっては問題ない事だがサラウンドシステムで頑張っているユーザーには試練のような感じがする。
この作品は1.0chのためにセンタースピーカーのみの勝負でなる。

今時はモノラルやステレオで録音された映画をサラウンド化したりしてブルーレイやDVDを発売しているが、自分のポリシーとしては、映画館でかかっていたオリジナルの録音チャンネル数で映画を楽しみ体感したい。
だから、風立ちぬも1.0chで楽しみたったのである。
モノラル録音とはいえ、今の時代に作られた作品なだけにワイドレンジで聞き応えのある音に仕上がっている。
1930〜60年代のモノラル映画と比べると当然ながら雲泥の差。
しかしかながら、小津安二郎のデジタルリマスター版は聞き取り易いし、モノクロもカラーもどちらも色が濃厚でアグファカラーの赤が美しい。
しかし、これらは松竹で製作された作品で、大映で製作された「浮草」の音は誠に聞き取り辛い。東宝の黒澤作品の感じに近く、字幕が欲しいとさえ思えた。

風立ちぬは関東大震災から戦後までの話におり、面白いところは、あらゆる事に対して説明がないことである。
カプローニ、ユンカースと飛行機設計者が出てくるが彼らの説明なし。時代背景の説明なし。
この感覚は昔の映画そのもの。
これが本来の映画の在り方なんだと心の底から思う。
今の映画は1〜10まで説明されて誰が観ても分かるようにつくられているが、そういう映画を観て本当に満足できるのか…。
映画はバカでは観れない。
歴史、文化、風俗、宗教、文学など、これらの知識があってこそ理解できる作品こそが芸術であり映画だと信じている。
だから分からなかった所は自分で調べて理解を深めていく。
これが面白いのだ。
風立ちぬもその部類の映画であり、芸術である。
この部類を近年製作された作品は「桐島、部活やめるってよ」である。
「桐島、部活やめるってよ」の中でジョージ・A・ロメオの名前が出てくるが、映画好きならこの名前を聞けば理解できるが、分からないと…映画を完全には楽しめない。
こういった作品が今後も日本で製作されていくことを期待したい!!

生意気な発言、すいません。
だけど、これが自分の本音です。
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