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2012-05

TAKEN -96時間- - 2012.05.31 Thu

96時間 [Blu-ray]96時間 [Blu-ray]
(2010/08/04)
リーアム・ニーソン、ファムケ・ヤンセン 他

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監督はピエールモレル、主演はリーアムニーソン。製作、脚本をリュックベッソン。
さすがリュックベッソンの作品の撮影監督を長年していたピエールモレル、非常にテンポがよくダラけてしまう場面がない。ストーリーも非常に分かりやすく、「誘拐された娘を救う父親」という一言で説明できるほど簡単な内容。
しかしながらストーリーは単純であってもストーリーのスピード感は抜群に素晴らしい。撮影もほとんどのシーンを監督自身が行っており監督の撮りたい構図が明確だ。ボーンシリーズを彷彿させるようなシーンも多々あったが、こちらのカメラアングルの方が観やすいように感じた。
また、映像はブルーレイであれば普通の画質。これと言った特別な美しさであるわけではない。だけど観ていてストレスは全く感じない仕上がり。そして音響に関しては心が踊った。作品のテンポがイイお陰で音響もテンポよく飽きがない。特に銃声が非常に力強く、発砲シーンで地響きを感じるようだった。サラウンドの繋がりも非常に自然で、作品にドップリとめり込んでしまっていた。
しかしながら、リーアムニーソンの声の渋さにホレボレする。4338のホーンで聴くリーアムの音声が非常に濃厚でホーンで聴く声ではトップ3に入るほどホレボレしてしまう響きだ。マニアックな表現であるが、少しトーンの低い声はホーンが良く鳴ってくれて嬉しい。
全米では9週連続トップ10入りして、続編の製作も決まっている。続編も期待して待つ事にしよう。
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CHE 「28歳の革命」「39歳別れの手紙」 - 2012.05.29 Tue

チェ コレクターズ・エディション (2枚組) [Blu-ray]チェ コレクターズ・エディション (2枚組) [Blu-ray]
(2009/06/12)
ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル 他

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公開当時、ある機会で「28歳の革命」を公開前に視聴させてもらった。しかしながら当時25歳だった自分としては全く楽しめなかった。セリフばかりでもっと多くの派手なアクションシーンを期待していた。やはりまだまだ映画を観慣れていなかったのだろう。久しぶりに2部作を視聴し、25歳の時に感じた気持ちと180°変化した。
ストーリーはと言うと「チェ 28歳の革命」1955年7月、メキシコ。持病の喘息を抱えながらもラテン・アメリカの貧しい人々を救いたいと旅を続けるゲバラは、独裁政権に苦しむ祖国キューバの革命を志すフィデル・カストロと出会う。わずか82人で2万人のキューバ政府軍と戦うことを決意する。 チェという愛称で呼ばれ軍医としてゲリラ軍に参加したゲバラは、厳しい規律を守り平等社会のために戦うが、女性や子供たちには愛情をもって接し農民たちには礼をつくした。やがて、その類まれなる統率力を認められ、司令官として部隊を率いるようになるチェ・ゲバラ。そして、カストロはキューバ革命の命運を担う戦いをゲバラの部隊に託す。それは「大都市サンタクララを陥落し、キューバを分断せよ」という指令だった。
「チェ 39歳別れの手紙」、『キューバ革命』を奇跡的成功へ導いたチェ・ゲバラは、1965年3月忽然とその姿を消した。突然の失踪に様々な憶測が飛び交う中、盟友カストロはゲバラの残した別れの手紙を公表する。「今、世界の国々が、私のささやかな助力を求めている。君はキューバの責任者だからできないが、私にはできる。別れの時が来たのだ。」仲間や家族に別れをつげたゲバラは、南米大陸の自由を勝ち取るため、独裁政権下のボリビアに潜伏する。しかし、この新たなる革命戦争はゲバラの最期の341日となる。アメリカの大々的な支援を受けるボリビア軍を相手に、ボリビア共産党の協力も得られず、地元農民にも裏切られ孤立していく革命軍。真実への情熱に導かれ愛こそが人間を救うと信じ戦い続けるゲバラ。しかし、夢と理想を追い続けてきたゲバラだが、ボリビアの地で終わりを迎える。
監督はスティーブンソダーバーグ、チェゲバラを演じたベニチオデルトロ。スティーブンの作品は昔から好きで、ソラリスでは肉体、魂、そして愛というモノの存在について深く考えさせられた作品だった。脳裏に焼き付いた作品の一つだ。そしてスティーブンが監督し、ベニチオがアカデミー賞助演男優賞を受賞した「トラフィック」は名作中の名作。そしてベニチオ、ショーンペンとナオミワッツと共演した「21g」は是非ともたくさんの人に観ていただきたい。「21g」については後日紹介したいと思う。
何が言いたいかというと、これほど優れれた監督と俳優がタッグを組んだ作品はとても貴重だということだ。上映時間を忘れてしまうほど没頭してしまう珍しい作品なのだから。自由のため、平和のための戦争を行ったキューバ革命。他国の平等と自由のために自分の身を投じてしまう彼の想いは計り知れない。今の日本の政治家にもあってほしいものだ。ゲバラほどの人を失ったことは世界の財産を一つ失くしたことに等しいと思う。

P.S. スティーブンソダーバーグ監督作品の「the girlfriend experience」も彼の作品が好きな人であれば気に入る作品の一つだと思うので是非チェックしてもらいたい。

ミシェル ヴァイヨン - 2012.05.25 Fri


ミシェル・ヴァイヨン 激走 ! DTSスペシャル・エディション [DVD]ミシェル・ヴァイヨン 激走 ! DTSスペシャル・エディション [DVD]
(2004/07/09)
サガモール・ステヴナン、ダイアン・クルーガー 他

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本作のDVDを購入したのは学生時代の時だった記憶があるが、一度も観たことがなかった。なぜなら買ったにも関わらず全く期待をしていなかった作品だったからだ。しかしながら昨日の初見で少し後悔した。もっと早く観ておけばよかったと。
ヨーロッパで人気コミックを、リュック・ベッソン脚本(本人も一瞬登場!)で映画化された本作。カリスマ的な強さを持つレーサー・ミシェル率いるチーム「ヴァイヨン」が、長年の宿敵チーム「リーダー」とル・マン24時間耐久レースで決着をつけようとする。しかし、リーダーの女々しい卑怯な行動でミシェルの仲間が事故死、さらにル・マン直前にミシェルの父が誘拐。
ストーリーはやはりコミックが原作なだけありリーダーの女性オーナーのキャラ設定や、彼女の繰り出す嫌がらせなどは、非現実であまりにも女々しい行動に観ててイライラしてしまう。しかし、本作最大の見どころであるレース映像は、ストーリーの欠点を十二分にカバーしてくれている。サーキットの側壁と車が擦れて上がる火花や、横転する車内映像がドライバーの目線でとらえられ、CGでは表現できないリアルな迫力を体感させてくれる。山道や氷上でのレース、そして実際にル・マンで撮影された映像は、ハリウッド作品にはない映像美とダイナミックさがある。そして実際に2台の車をレースにエントリーさせて撮影するなど、CGに頼りきらないライブな映像を追求して作られた熱意が伝わってくる作品だ。
本作はホームしアターで観るからこそ楽しめる映画かなという気もする。レースシーンは本当に素晴らしい映像美でアングルなどもシネマスコープの画角を最大限に活かされた映像。音響もレースカーがエンジンを唸らせているダイナミックな音、そしてサラウンド効果によってレース場に響き渡るエンジン音が部屋中に散らばっていく。
しかしながら、日本語、英語ではなくフランス語メインでストーリーが進んでいくため字幕を追い読んでいかないといけない。だから映像を楽しむということ意味ではまた再度視聴する必要があるし、再度観ようと思える作品だった。

海底2万マイル - 2012.05.24 Thu


海底2万マイル [DVD]海底2万マイル [DVD]
(2003/08/08)
カーク・ダグラス、ジェームス・メイスン 他

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ウォルトディズニー初の実写映画。監督はミクロの決死圏のリチャードフライシャー。アカデミー賞特殊撮影賞、色彩美術賞を獲得。
そしてこの作品のもう一つの特徴はシネマスコープが導入された初期の作品。そのためシネスコサイズは通常アスペクト比は1×2.35だが、初期作品は1×2.55のため、海底2万マイルは1×2.55で製作されている。そのため普通の作品に比べて横長い画面になっている。
内容は言わずと知れた不朽の名作。冒険活劇という言葉に相応しい。特に巨大イカとの決戦は見ものだ。ゴジラやガメラ、スターウォーズ エピソード4〜6を観た時も思ったが、CGではなく特撮で作られた映画は無性にワクワクして心が弾む。そしてノーチラス号のデザインが昔のモダンを象徴するような造形で美しい。
また、シネマスコープという画角をあれだけ上手く利用し撮影しているのは驚きだった。最近の作品もシネスコサイズは多数あるが、あれだけダイナミックで魅入ってしまう映像も今では希少である。
今ディズニーではこの海底2万マイルのリメイクをデビッドフィンチャー監督によって製作されているらしい。デビッドフィンチャーは昔から大好きな監督だったので多いに期待したい。

Space Jam (US Import) Bru-ray - 2012.05.21 Mon

以前にもSpace Jamのことはブログで紹介しているが、今回はUS盤のブルーレイ視聴での映像と音響についてである。
日本ではブルーレイの発売は無いかもしれない本作。何故なら日本では全く売れなかった作品。しかし小学生の頃、塾をサボって友達と劇場でこの作品を観てメチャクチャ感動!!! 興奮冷め止まぬまま帰宅。そして親にこっ酷く叱られたというとても想い入れのある作品なのだ。
今作のブルーレイはまさに自分が小学生の時に受けた感動をそのまま再度体感できた出来栄えだった。
映像はフィルムルックで色がとても濃厚。濃厚な中にも暗部のコントラストも十分に保たれており、黒が潰れてしまうことも無かった。最近のデジタルな映像とは違い、アナログ的なフィルムの傷や汚れを微妙に残しながらうまくフィルムの質感が出来上がっていた。
音響に関しては度肝を抜かれた。個人的に好きなシーンが冒頭の所。マイケルが子供の頃、シュートをしながら父親に将来の夢を語り、そこからQuad City DJ'sのSpace Jamという曲が流れてマイケルがブルズ時代に活躍していたスーパープレイがダイジェストで流れるのだが、カッコよすぎる。濃厚な重低音と共にサラウンドをフル活用されていて頭の周りを音がグルグル回りながら音が飛び交っている。
本作も48kHzで収録されているため、音に落ち着きがあり映画に集中できる。これは個人的見解で我が家のシステムの影響もあるが、どーも高音質と言われる192kHz, 24bitが一概にイイと言い難い。一般的に192kHz, 24bitは高音質と言われるのは数値がそれを証明している。しかし我が家のシステムで192kHz, 24bitを再生すると超高音域が耳に張り付いたようにキンキン鳴り、最初の数分はイイと思いながら聴けるが、数分後には疲れて再生を止めてしまう。AKIRAのブルーレイがそうであったように映画的というより音楽的になってしまう。やはり映画のサウンドトラックは中音域に張りがあり、人のセリフを体で体感するというのが自分の映画のサウンドトラックの思想だ。この意見に反論したい方達は相当いるだろうが、これは個人的意見として聞き入れていただきたい。
話が違う方向へ行ってしまったが、今作は自分の好みのサウンドトラックに仕上がっており、最初から最後まで集中が切れることなく視聴できた。
しかしながら今まで何回もDVDで観てきたがブルーレイで体感するとまさに劇場で観た時のままの音と映像のデティールである!!!
Space Jamファンには必須アイテムである!!! 買うべし!!!

追憶 The Way We Were - 2012.05.19 Sat

追憶追憶
(2000/03/24)
バーブラ・ストライサンド

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Life is so complicate.

シドニーポラック監督、バーブラストライサンド、ロバートレッドフォード主演。
1973年の作品。父がこの作品が好きで何度かこの映画の話をしてくれていた。まさに父の青春時代に観た映画だそうだ。しかしながらこの時代の映画は本当に素晴らしい質の高い映画が多い。今はお金を掛けて製作しても脚本がチープだったり、CGに頼りすぎて逆にチープな映像になったり。唯一、音響効果はどんどん進化し続けている。しかし昔の録音技術も捨てたもんではない。デジタルとは違う奥行き感と実像感がアナログ独特な音がある。
それにしても、久々にラブストーリー作品で強く感銘を受けてしまった。最近、ある人たちに同じ言葉をもらった。それは「一番好きな人とは一緒になれない(結婚できない)」っと。 この映画はその言葉を象徴していた。人間一人一人の価値観、思想、生い立ち、夢、希望、そういったパーソナリティが違ってしまっては ”愛しているから” だけでは一緒になるのは難しい。クライマックスのシーンはまさにそれを象徴している。
結婚したことのない自分がこの作品を完全に理解することは今は難しいが、結婚して落ち着いてもう一度この映画を観てみたい。

25th hour - 2012.05.18 Fri


25時 [DVD]25時 [DVD]
(2009/11/20)
エドワード・ノートン、フィリップ・シーモア・ホフマン 他

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スパイクリー監督、トビーマグワイア製作、エドワードノートン主演作品。
エドワードノートン演じるモンティはニューヨークで麻薬の売買をしていた。しかしある人間の裏切りにより警察に密告され刑務所行きが決まった。牢屋に入るまで彼に残された24時間。彼の選択肢は3つ。服役、逃走、自殺。どれを選んでも未来はない。最後に残された一日をどう過ごすのか、絶望を抱えながらの24時間。恋人、旧友、父親との関係に終止符を打たなければならない。
ある人間の裏切りにより、同居している彼女さえも疑ってしまう。心から信用していたはずの人間を疑ってしまう人の心理は理解できる。しかし一瞬でも疑いを持ってしまうとどんなに愛している人間でさえも疑ってしまう。大切に思っている人への不信や疑いはこれこそ絶望だと思う。刑務所に入り、他の受刑者にボコボコにされ、理性のない動物的本能のみで生きている人間の中に放り込まれた絶望より遥かに絶望感を感じてしまうのだろう。彼にとっての最後の24時間はやはり理解しようとも理解できない心境があっただろう。身近な人間に裏切られ7年間刑務所に入らないといけない心境など通常は理解できないと思う。
しかしながら、個人的には最後の終わり方には納得しづらい。彼の父親が刑務所まで車で送っていくのだが、父親の行動には責任がない。彼自身にも責任がない。違法を犯した人間は罪を償うことは務めだ。
否定的な意見になってしまったが、人の生き方とは一生掛けても見いだせないものなのだろうか。

シネマスコープでの収録。あまり派手なシーンがないので音響は大人しいが、クラブでHIPHOPがガンガンに流れるシーンは部屋中が重低音に包みこまれる。セリフ中心な作品だけあり、中音域はとても濃厚で4338のホーンが生き生きとしていた。

Johnny Hartman : Once in Every Life  - 2012.05.13 Sun

Johnny Hartman: Once in Every Life. 1981 AlbumJohnny Hartman: Once in Every Life. 1981 Album
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Johnny Hartman

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探しに探していたLPをようやく入手できた!!!
ジョニーハートマンは前回もジョンコルトレーンとのアルバムで登場したが、このOnce in Every Lifeは、クリントイーストウッド主演 監督作品の「マディソン郡の橋」の劇中で流れる曲が収録されている。しかも劇中で流れるハートマンの曲全てが収録されているから驚きだ。

The Bridges Of Madison County: Music From The Motion PictureThe Bridges Of Madison County: Music From The Motion Picture
(1995/05/30)
Dinah Washington,Johnny Hartman Other

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特にサントラ盤では3曲目に収録されているEasy Livingは初めて聴いた時の感動は未だに忘れることができないほどの衝撃を受けた曲。
伴奏でトランペットのソロ演奏があるが、これが見事な鳴りっぷり。4338の本領発揮と言わんばかりの濃厚な中音域が部屋中に響き渡る。あと、サントラとOnce in Every Lifeの同じ曲は録音された時期が違うためハートマンの歌い方などが微妙に異なるところもこのLPを楽しめるポイントの一つ。
今回はあえてLP盤を購入したが、「マディソン郡の橋」のサントラは値段も安いが録音が非常にイイので、かなりオススメできるサントラだ!!!
それにしても今回の出費はちょいと大きかったが、絶対に後悔しない一枚!!!

コルトレーン&ハートマン plus スターウォーズ - 2012.05.11 Fri

本日の嬉しいめぐり逢いの品。

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ジョンコルトレーンとジョニーハートマンのセッション。コルトレーンのバラード(アルバム名)の続編と位置付けされている本作。現在でもコルトレーン&ハートマンのLP盤を新品で購入することは可能だが、やはり発売当時のLPの音の方が個人的には好きな音の気がする。どうもCDを彷彿させるような音は苦手だなぁ。
現代音楽はCDの方が聴いてて心地良いが、やはりLP時代の録音はLPで聴くのが一番しっくりくる。

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遂に巡り会えることができた。スターウォーズ US盤のオリジナル盤、しかも付属品のポスターまで!!! スターウォーズのLPは中古レコード屋であれば大抵の店にはあるが、ここまで揃ってるのは珍しい。
このLPは国内盤も持っているが、かなりナローレンジ。ワイドレンジを聴いた後だとちょっと違和感を感じてしまうが、それはジョンウィリアムスという偉人の音楽だから許せてしまう。それにナローレンジなのにジェダイの音楽が聴こえてくると未だにに鳥肌が立ってしまう。

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仕事前にこんなにワクワクするものを買ってしまうと頭の中が帰宅してレコードを聴くことで頭がいっぱいになってしまう・・・。

JURASSIC PARK ULTIMATE TRILOGY - 2012.05.10 Thu


ジュラシック・パーク アルティメット・トリロジー  [Blu-ray]ジュラシック・パーク アルティメット・トリロジー [Blu-ray]
(2011/10/26)
リチャード・アッテンボロー、サム・ニール 他

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誰もが知っている作品、ジュラシックパーク。自分がまだ小学生の時リアルタイムでこの作品に触れ、あまりの恐怖で泣きそうになりながらも最後まで観た時のドキドキ感は未だに忘れられない。
個人的に一番インパクトが強かったのは、やはり初めてT-REXの登場するシーン。餌として置かれていたはずの羊が目の前からいなくなったと思ったら、頭上から羊の足が落ちてくるシーン、ここは未だに何度観てもドキドキさせられるシーンだ。そしてT-REXが子供二人を襲うシーンは息をするのを忘れてしまうほどの恐ろしさがある。
もう一つ、今作はDTSを初めて使用した最初の作品でもある。しかしながらDTS対応の劇場も少なく、DTSでの上映は通常より少し割高料金になっていた。
さて、ブルーレイの質としては、超一級品であった。度肝を抜く圧倒的な音圧に何度もドキドキした。
まずオープニングシーンでの太鼓の音では部屋の壁や床が振動し、悲鳴をあげていた。そしてT-REXに襲われるシーン。T-REXの足音だけが響くシーンでは足音と同時に重低音により部屋も揺れ、一層恐怖心をあおってくれる。人の声も肉厚で、色気のある音色で本当に4338のホーンが素晴らしい仕事をしていた。
しかしながら、音の分離がしっかりされているのに、スピーカーの存在を全くと言っていいほど感じさせないサラウンド構成には驚いた。森の中のシーンが多々あるが、鳥の鳴き声や恐竜の鳴き声などがあまりに自然に鳴っているため、あたかも自分がジュラシックパークの世界に迷い込んだかのような錯覚に陥ってしまうほどのリアリティを感じた。
しかしながら、我が家の4338があれほど唸る音響作品はなかなか見つからない。やはりDTS-HD7.1chという恩恵は多いにある。同じDTS-HDでも7.1chと5.1chではリアリティは別次元のように感じる。トロンレガシーを視聴した時も思ったがリアリティが尋常ではない。
映像面もアマゾンなどの書き込みに色々と批判的なことも書かれていたが、本当に素晴らしい仕上げになっていた。フィルムの質感は残しつつもシャープで高コントラストを保っており、フィルム上映を観ているような気分さえ感じた。個人的にはとても好きな絵になっている。
今回も英国盤のブルーレイを購入。日本のアマゾンでは半額のキャンペーンで約4200円。それに対しイギリスのアマゾンでは20ポンドを切っている。自分が購入した時は送料込み15ポンド。日本の半額のそのまた半額の値段だ。
ちなみに日本語字幕も収録されているし、デジタルコピーのDVDも日本版のようなお粗末な仕様とは異なり、ちゃんと本編のディスクと同じ所で管理できる仕様も嬉しい所だ。
子供の時に得た感動をそのまま自宅でも感じることのできた素晴らしいクオリティに仕上がったオススメのブルーレイである。

CASSHERN - 2012.05.02 Wed


CASSHERN [DVD]CASSHERN [DVD]
(2004/10/23)
伊勢谷友介、麻生久美子 他

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今作は公開当時、かなりの批判を浴びたが予想を超える興行収入だった。製作費6億円。興行収入15億円。収入的には不足ではあるが、この手の作品がこれだけヒットすれば良いだろう。また、海外での評価は国内とは正反対で高評価を得ている。
自分はアニメーションを全く観たことがなかったため先入観なく鑑賞できたため非常に楽しめたが、ファン歴がアニメーション時代からの人からすればストーリーが大幅に変わっていたり、キャラクターの設定や出演時間など納得できなかったようだ。
そして、キャシャーンというヒーロー物のはずなのにヒーローらしい活躍が少ないとこと。ヒーロー物のイメージは、ヒーローが悪を滅ぼし、みんなに讃えられるという設定が我々の頭にインプットされたヒーロー像である。しかしキャシャーンのような作品の傾向は最近のヒーロー物に多いと感じている。特にクリストファーノーラン監督によるバットマンシリーズ、スパイダーマン、ウォッチマンなど「ヒーローとは」と訴えている事が多い。キャシャーンを人間と呼んでいいのか微妙なところではあるが、どんなにスゴイ能力やパワーを持っていても所詮は人間。
人間は生まれながらにして罪であり、誰かを傷つけてしまう。それは心を持っていて思いやりを知っているから。だから人間はお互いを尊重し、許しあう気持ちを持つべきなのだ。というような台詞が本作の本編にもある。クリスチャンの教えのような言葉であるが宗教関係なく、的を得ている言葉だと思う。だから本作は実に人間の泥臭さをきちんと表現できている。
またアクションシーンは今までに見たことがないような独特な表現。フルCGアニメーションを見ているようだが、実写のような風合い。まさに紀里谷節炸裂。映像がモダンで何処にも属さない紀里谷監督のテイスト。好みは人それぞれだが自分は心を奪われた。そもそもキャシャーンの元はアニメーション。今までにもアニメーションを実写化された作品は多々あるがどの作品もリアリティの追求により中途半端が多かった。しかし今作のようにアニメーションでも実写でもCGでもないような映像というのがキャシャーンという映画の内容設定にマッチしている。
自分は本作を高評価しているが、この感想を読んで自分はのことを「バカ」と思う人も多いかもしれない。しかし本作の訴えている部分を理解し、本作を鑑賞していただきたい。日本映画では珍しいがこの作品をが言いたいことをしっかりと言葉だとで述べられている。

ちなみに国内盤のブルーレイが発売されてないことが悲しく思っている一人だ。この作品のブルーレイはイタリア、ドイツのみで発売されている。イタリア盤はリージョンBで1080pのDolby Digital5.1(日本語)のみの収録。ドイツ盤はリージョンフリーで1080iのDTS-HD5.1(日本語)という仕様の違いあり、当然ながらリージョンフリーのドイツ盤を購入。
映像と音響は言うまでもなく、DVDとは比較にならないほどの美しさを有している。しかし期待していたより微妙な出来栄え。映像はDVDと比べると、一枚幕を取り払ったようにシャープで濃厚な色合い。DVDでは色が滲んで絵が潰れているシーンもあったが、その辺りも改善されていた。音響は期待ハズレ。DVDのDTS-ESとあまり変わらない印象。しかしmaster audioの方が周波数帯域が広いため低音の伸びやセリフの中音域の張り出ししが良かった。
ドイツのアマゾンで送料込みで2000円強だったため、好きな人にはオススメできる作品!!!

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Author:JBL4338
Welcome to the Home Theater for the Movie.

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