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2012-04

GHOST IN THE SHELL 2.0 / 攻殻機動隊 - 2012.04.23 Mon


GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0 [Blu-ray]GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0 [Blu-ray]
(2008/12/19)
田中敦子、大塚明夫 他

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映画を好きだという人間は必ずこの作品を一度は観ているであろう、日本を代表するアニメ映画の一つである。
監督は世界的にも有名な押井守監督。彼は映画の内容はもちろん、映像、音響の面に関しても相当力を入れて作品を制作している。
今回は攻殻機動隊の感想ではなく、国内盤ブルーレイと英国盤ブルーレイの音響比較である。あくまでも主観的、我が家のシステムでの比較での感想であることを理解していただきたい。
まず両者の大きな違いは音声である。国内盤ではDolby True HD 6.1。英国盤ではDTS HD 6.1。国内盤がなぜDTSを採用しなかったのか不思議であるが、やはり音響に関しては一目瞭然。音圧、空気感、サラウンド、全てにおいてDTSが優勢。攻殻機動隊2.0は劇場公開時、新宿ミラノ座で上映されていたのを観に行ったが、あの時の音の押し出し感、重厚感、インパクト感を彷彿させてくれたのは英国盤である。ミラノ座でも上映時はDTS-ES 6.1だったそうだ。
オープニングシーンは音響チェック時にも度々使用しているが、4338があれだけ唸りをあげて軽快に音楽を奏でている映画は久々であった。特に劇中中盤の音楽メインのシーンは圧巻。太鼓の音はお腹に響きを感じる音圧の中で、鈴のような楽器の音が凛とした音を奏で、作品後半をより楽しみにさせてくれる高揚感がある。そしてラストの銃撃シーン。録音をスカイウォーカーで取り直しているだけあり実にリアルな音作りがされている。音の距離感、重量感を音から感じ取ることができる。
それに対して国内盤は当然、出来栄えとしてはとても優秀である。が、しかしDTSと比較してしまうと、やはり音圧が弱く、臨場感も狭く乏しく感じてしまう。広域部ではDTSよりハッキリとしており明確であるが、自分の好みではなかった。言えば音色が薄く、サラっとした音作りは国内盤。音色が濃く、粘りの中に力強さがある音作りが英国盤。
個人的には普段、攻殻機動隊という作品を楽しむ時は英国盤での視聴になるだろう。国内盤は英国盤との比較をする時に使用するくらいで出番は当分無さそうだ。
この作品の英国盤はリージョンフリー。値段もamazon.ukで英国盤を新品を買えば、国内盤の中古よりも約半値で購入できる。英国盤を強くオススメしたい。
しかしながら2.0の公開時、自分は24歳。今年で28になるが、たった4年で一つの作品の価値観をまた変えてくれる作品は稀である!!!

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平成ガメラ Blu-ray Box(北米板) - 2012.04.05 Thu


【BD-BOX】ガメラ トリロジー 平成版ガメラ3部作収録(2枚組) 北米版(ブルーレイ)(PS3再生、日本語音声OK)【BD-BOX】ガメラ トリロジー 平成版ガメラ3部作収録(2枚組) 北米版(ブルーレイ)(PS3再生、日本語音声OK)
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不明

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日本を代表する怪獣は個人的にはゴジラとガメラだと思っている。そして平成になり金子修介監督により制作されたガメラ三部作。
現代社会に生きる我々への警告とも言える内容と、壮大なスケール感は怪獣映画だと言って侮れない。
近年のハリウッド超大作はCGを多用した作品が多く、そういった映像に我々は見慣れてきている。ローランドエメリッヒ監督のハリウッド版ゴジラは良い例である。ゴジラはほぼCGで作り上げられ、縦横無尽にニューヨークの街を駆け巡る。確かに我が家のシステムでハリウッド版ゴジラを視聴すると迫力は半端ない。
それでは平成ガメラはというと、伝統的とも言える模型や着ぐるみによって映像化されている。確かに模型の街が爆破されるシーンを見ていると模型だと分かってしまう。しかし模型とはいえ模型を爆破しているのでやはりリアリティがある。ガメラ3の後半では京都駅周辺が火の海になり、京都駅はガメラとイリスによって破壊されてしまうのだが、CGでは味わえない独特な旨みと凄みがある。CGを取り入れているシーンもあるが、その辺りは日本映画なので仕方がない出来栄えだが個人的には何の問題もない。
このような日本映画らしい作品は今後も世に出てきてほしいと切実に願う。
画質は思っている以上にフィルムの質感は残しつつ、フィルムグレインはしっかりと取り除かれている。黒の表現も潰れてしまうシーンもあったが、全体的には悪くない。また急にザラザラした映像になったりする所はあるが、これは製作時からそのような映像だったので仕方がない。全体的に配色は薄めであるが、実にフィルムルックで劇場らしい映像美。
音響にでは、残念ながらガメラ1とガメラ2はフロントとリアの繋がりがバラバラになってしまい、違和感のあるシーンが多々あった。しかし、ガメラ3ではフロントとリアの繋がりが良く、音に隙間ができていなかった。そして北米板の魅力はDTS-HD5.1chだ。国内版ではDolby True 5.1ch収録のため北米板の方が好ましい選択だ。
国内版は所有していないため比較はしていないが、北米版は爆発音では重低音が部屋を取り囲み、セリフのシーンではホーンの鳴りっぷりにうっとりしてしまうような中音域が心地良い。
最後に、価格についても触れておきたい。国内版の平成ガメラブルーレイボックスは1万円、北米板は送料込みで1300円。違いは国内版は各作品ごとに特典映像が2時間以上ずつ収録されていて、3枚組になっている。それに対し北米版はガメラ1と2が一枚に収録されて3だけが単独で収録された2枚組。特典映像も収録されているが国内版の1/10の内容。どちらが良いか評価が難しいが、自分のような単純に作品を楽しみ、良い音響の方で視聴したいという方には北米板が良いだろう。何といっても国内版の約1/10の値段で買えてしまうのだから。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー - 2012.04.04 Wed


うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [DVD]うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [DVD]
(2002/09/21)
平野文、古川登志夫 他

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もし、竜宮城に行ったのが浦島太郎だけじゃなく村人全員で竜宮城に行っていたら、誰が時間の経過に気づいただろう。もし、気づかなかったら時間が経過したことになるのだろうか?
ある日、蝶々になって飛んでいる夢を見て、ふと目が覚めた。でもひょっとしたら人間として自分が蝶々の夢を見たのではなく、蝶々の自分が人間の夢を見ているのではないか。現実の世界と我々が認識しているこの世界は本当に存在しているものなのか誰が定義できるのか。
昔から続いている連載アニメによくあるが、時間というのもが存在しない。主人公が5歳という設定であればその主人公は我々が10年の歳月を過ごしても5歳のまま。まさに夢の世界だ。
我々が生きている中で一度は思うことは「このまま時間が止まってくれればいいのに」と思う瞬間があるだろう。しかしリアルに時間が止まってしまうと本当にそこに幸せや喜びが存在するのか。

作中における「繰り返しの学園祭前夜」とは「永遠に続く非日常」の象徴であり、そしてその非日常性こそがアニメーションの世界を根底で支えている原動力=魅力である事。「いつまでも皆と一緒に楽しい時の中にいたい」というラムの願いは、そのまま我々の願いでもある。
それに対し、ラストのあたるの「それは夢だ」というセリフは、押井監督のメッセージとして「終わらない非日常」と「日常への回帰」。それは「どんな楽しい事にも終わりがあるからこそ意味がある」という示唆なのだろう。

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