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2019-10

GHOST IN THE SHELL 2.0 / 攻殻機動隊 - 2012.04.23 Mon


GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0 [Blu-ray]GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0 [Blu-ray]
(2008/12/19)
田中敦子、大塚明夫 他

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映画を好きだという人間は必ずこの作品を一度は観ているであろう、日本を代表するアニメ映画の一つである。
監督は世界的にも有名な押井守監督。彼は映画の内容はもちろん、映像、音響の面に関しても相当力を入れて作品を制作している。
今回は攻殻機動隊の感想ではなく、国内盤ブルーレイと英国盤ブルーレイの音響比較である。あくまでも主観的、我が家のシステムでの比較での感想であることを理解していただきたい。
まず両者の大きな違いは音声である。国内盤ではDolby True HD 6.1。英国盤ではDTS HD 6.1。国内盤がなぜDTSを採用しなかったのか不思議であるが、やはり音響に関しては一目瞭然。音圧、空気感、サラウンド、全てにおいてDTSが優勢。攻殻機動隊2.0は劇場公開時、新宿ミラノ座で上映されていたのを観に行ったが、あの時の音の押し出し感、重厚感、インパクト感を彷彿させてくれたのは英国盤である。ミラノ座でも上映時はDTS-ES 6.1だったそうだ。
オープニングシーンは音響チェック時にも度々使用しているが、4338があれだけ唸りをあげて軽快に音楽を奏でている映画は久々であった。特に劇中中盤の音楽メインのシーンは圧巻。太鼓の音はお腹に響きを感じる音圧の中で、鈴のような楽器の音が凛とした音を奏で、作品後半をより楽しみにさせてくれる高揚感がある。そしてラストの銃撃シーン。録音をスカイウォーカーで取り直しているだけあり実にリアルな音作りがされている。音の距離感、重量感を音から感じ取ることができる。
それに対して国内盤は当然、出来栄えとしてはとても優秀である。が、しかしDTSと比較してしまうと、やはり音圧が弱く、臨場感も狭く乏しく感じてしまう。広域部ではDTSよりハッキリとしており明確であるが、自分の好みではなかった。言えば音色が薄く、サラっとした音作りは国内盤。音色が濃く、粘りの中に力強さがある音作りが英国盤。
個人的には普段、攻殻機動隊という作品を楽しむ時は英国盤での視聴になるだろう。国内盤は英国盤との比較をする時に使用するくらいで出番は当分無さそうだ。
この作品の英国盤はリージョンフリー。値段もamazon.ukで英国盤を新品を買えば、国内盤の中古よりも約半値で購入できる。英国盤を強くオススメしたい。
しかしながら2.0の公開時、自分は24歳。今年で28になるが、たった4年で一つの作品の価値観をまた変えてくれる作品は稀である!!!

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鉄コン筋クリート映像音響比較 - 2012.03.29 Thu

今回は鉄コン筋クリートのDVDとブルーレイの比較である。DVDは国内版があるが、ブルーレイは国内販売が中止になり、海外のみの販売となった。そのためブルーレイはイギリス版、DVDは国内版での比較となった。
とはいえ、比較にならないほどの差があった。
まず映像ではブルーレイでの背景画に驚いた。背景画監督は「となりのトトロ」や「スチームボーイ」を手掛けた人だが、期待を裏切らない仕事をしている。現代社会から取り残されたような、どこか懐かしい古き良き時代の匂いがしてきそうな風景、その中を縦横無尽に動き回るキャラクター達。ここまでの高揚感がある作品とは気付かなかった。また、デジタル制作されていることもあり、フィルムグレインもなく、色彩豊かで透き通った映像。そしてDVDでは不可能だった黒の沈みが気持ちイイほど潰れず表現されている。ブルーレイで視聴するとスクリーンが一回り大きくなったような錯覚に陥るほどの映像の奥行き、ワイド感がある。
音響面でも、圧倒的な臨場感を表現できていたのはブルーレイである。音声はリニアPCM5.1chとドルビーデジタルの2フォーマット。圧縮音声と非圧縮音声を比較するのは不公平であるが、非圧縮音声の圧勝である。まず、セリフの中低音の響き、蒼井優の少し高音気味の声が非常にリアルで気持ちいい音だ。サラウンド感も比較にならないほどブルーレイ版はフロントとサラウンド音の繋がりが美しい。映画を観ていてスピーカーの外側からも音が聞こえてくるようで、スピーカーの存在感を無くしてくれる。しかし、DVDでの圧縮音声ではスピーカーの"そこ"で音が鳴っていて、内側にこもったような音響になってしまう。これでは作品に没頭できない。
ここまで差がついてしまうと、もう鉄コン筋クリートのDVDを再生する日はないだろうと言っても過言ではない。
我が家には劇場版アニメーションのブルーレイは多数所有しているが、その中でもトップ5に入る素晴らしい出来栄えであった。
もし、DVD版でしかお持ちでない方は、ブルーレイ版をイギリスかアメリカのアマゾンなどで購入されることを強くオススメしたい。ブルーレイ版の価格も自分が購入した時は送料込みで1000円強で購入できた。店によっては国内版のDVDの中古より、新品でブルーレイをイギリスで購入した方が安い。
しかしながら、こんな傑作作品の国内のブルーレイ化が中止され、海外でしか販売されていないとは何とも奇妙な話である。

天空の城ラピュタ 映像比較 - 2012.03.10 Sat

今回はホームシアターを存分に楽しんでいる人には理解していただけるであろう内容になる。
それは、「天空の城ラピュタ」のレーザーディスク、ハイビジョンリマスター版のレーザーディスク(スタジオジブリLD全集より)、DVD、地デジ、ブルーレイの5種類の違いを検証してみた。しかし、この評価は我が家のシステム、自分自身の主観で述べていることを理解していただき、読んでいただきたい。

では、結果は以下の順になった。

1位 ブルーレイ
2位 レーザーディスク(ハイビジョンリマスター版)
3位 地デジ
4位 DVD
5位 レーザーディスク

最も画質的にも音質面でも圧倒的なクオリティーで表現されていたのは、やはりブルーレイ。ジブリ作品のDVDは赤が強く表現されている傾向があり、ラピュタのDVD版も同様。しかしブルーレイ版では赤みが抑えられて落ち着いた色彩で見やすい映像となっていた。音質面でもジブリ作品のDVDは高音のレベルが高く、低音があまり強くない印象的であったが、ブルーレイ版ではふくよかな低音に、セリフで大事な中音域が心地いいレベルで鳴っていた。これはブルーレイ版を観てしまっては他のメディアではラピュタを楽しめないと感じた。
しかし、ここで驚くメディアが残っていた。
それは、限定生産され今では入手が難しくなりつつある「スタジオジブリLD全集」に収められているラピュタである。こちらのBOX版は収録されている全作品がハイビジョンリマスターされた映像を使用されている。しかしながら、同じレーザーディスクでも最初に発売されたレーザーディスク版は残念ながら色彩も音も視聴に耐えれない状況であった。
ではまず、ブルーレイと比較をすると、どうしてもシャープネスではブルーレイに負けてしまう。しかし、ブルーレイはシャープネスが強く分、角がある映像に見える。しかし、レーザーディスク版では少しボヤけて見える感じだが、色はブルーレイに負けず劣らずである!!! これは予想を遥かに上回る素晴らしい色彩だった。
しかも、映像の出力をHDMIとS端子と見比べもしたが、結果は五分五分の勝負。個人的にはS端子に軍配を上げる。
ちなみに、地デジはブルーレイをDVDに焼き落とした感じ。DVDもレーザーディスク版同様、視聴に耐えれない状況であった。
音質面でも違いがハッキリしていた。初期のレーザーディスク版、DVD、地デジはナシとして、ブルーレイとリマスター版のレーザーディスク。ブルーレイはDTSのロスレス2ch、レーザーディスクはリニアPCM 2ch。数値的にはブルーレイの方が素晴らしい。しかし、聞き比べてもレーザーディスクも引けを取らない。
上記でも述べたが、両者ともに、ふくよかな低音に中音域が絶妙なバランスで出ており、セリフが非常に聞き取りやすく締まりがあった。しかし、サラウンドの抱擁感はブルーレイが一歩リード。
しかしながら、レーザーディスクのハイビジョンリマスター版があそこまでイイとは予想もしていなかった。
LD全集をお持ちの方は是非、大事に取って置いてもらいたい一品である。

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Author:JBL4338
Welcome to the Home Theater for the Movie.

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